写真を刷る

お手持ちの画像データを使って、銅版画工房で刷り体験ができるワークショップです。

※「写真を刷る」は10月分の開催を以て終了いたしました。

基本情報

開催日毎月第2土曜日 14:00-16:00
料金3,300円(税込)
会場〒130-0005
東京都墨田区東駒形1-18-9 東駒形の銅版画工房 Gokko
アクセス
定員各回8名
※先着順
担当倉田義也(Gokkoスタッフ)
版サイズ62×99mm
備考・中学生以上対象
・汚れてもいい格好でお越しください
・同伴者及び見学者も参加人数に含みます(特別な事情のある方はご相談ください)
・刷ったものと版はお持ち帰りできます
・印刷物・フィルムの持ち込み及び送付は受け付けておりません。
※ご予約後、info@gokko.jpもしくは公式LINEまで画像データをお送りいただく必要がございます。詳しくはご予約後にお送りするメールをご覧ください。

概要

お手持ちの画像データから版をつくって、銅版画工房で刷ってみることができるワークショップです。
当初はスマホの写真から凹版画の体験ができます!というカジュアルさを前面に出し、はじめての銅版画工房、はじめての刷り体験といった趣でやっていこうとしたものの、製版工程の見学パートにおける解説がどうしても専門的になることから、現在非常にアンバランスな体験となっております。
ゲームを遊びに来てみたら最初の40分で延々とパソコンのスペックやパーツの話が挟まるような具合です。
はじめての銅版画工房、はじめての刷り体験で来られる方、もちろん大歓迎です。
できるだけ分かりやすく、楽しい時間になるように心がけます。

概要2

お手持ちの画像データをお預かりし、写真印刷の古典技法であるPhotogravureをルーツに発展したDTP Photopolymer gravure技法を用いて製版する過程を見学後、その版をご自分でプリントしていただくことができるワークショップです。銅版画を刷る時と全く同じ環境、同じ方式でプリントを行うため、Photopolymer gravureの体験でありながら、銅版画の体験としても楽しめる内容となっております。

画像データの入稿について

画像データであれば基本的に大丈夫です。
解像度が粗くても、カラーでも、ワークショップをお楽しみいただく上では特に問題ございません。
リサイズが難しければこちらで対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
PhotoshopとIllustratorで入稿いただいたデータを取り扱います。

推奨する条件

版サイズ(62×99mm)と同じ比率
360dpi以上
・グレースケール
or モノクロ2階調

対応する拡張子

jpg/png/ai/psd/pdf/tiff/heicなど

DTP Photopolymer gravureとは

Photogravure
フォトグラビュール。凹版として刷ることのできる形で写真製版する技法と、その技法によって刷られたものを指す言葉で、版の材質は銅・樹脂を問いません。古典技法としてのフォトグラビュールは銅板が用いられています。

Photopolymergravure
フォトポリマーグラビュール。紫外線で硬化する性質を持った樹脂板で写真製版する技法と、その技法によって刷られたものを指すこともある言葉です。一般的にはアクアチントスクリーンという、トーンのようなフィルムで擬似的なアクアチントがかけられた後にイメージが印刷されたフィルムを密着させ、紫外線露光させることで凹版として製版されます。

DTP Photopolymergravure
DTP(Direct To Plate)方式のPhotopolymergravure。ディーティーピーフォトポリマーグラビュール。フォトポリマーグラビュールの製版工程においてフィルムを用いずに、プリンターから直接(Direct)、樹脂板に(To Plate)イメージを印刷し、マスキングをかける技法です。フィルムの印刷と露光時の密着のプロセスが省略されるメリットがあり、安定して高精細な製版を行うことが可能です。Gokkoで見学する製版方式はこちらです。

『写真を刷り続ける』について

ワークショップに参加された方限定で、継続してフォトポリマーグラビュールの制作に取り組める場を開いています。現在、同日の14:00-16:00で定員4名、同日の17:00-19:00で定員8名で定期開催しております。
『写真を刷る』で製版した版や、個別に注文いただいた版(2Lサイズまで)の持ち込みが可能です。
ワークショップ同様の紙とインクに加え、文房堂のカラーインクを料金内でご使用いただけます。
詳細は以下のリンクをご覧ください。


『写真を刷る』の個別開催について

通常の『写真を刷る』とは異なる形にはなりますが、個別開催も受け付けております。

担当者紹介

倉田義也
KURATA Yoshinari

Instagram

東駒形の銅版画工房 Gokkoスタッフ