写真を刷る

お手持ちの画像データから作られた版で刷り体験ができるワークショップです。

基本情報

次回開催日6月13日(金曜日) 19:00-21:00
6月14日(土曜日) 11:00-13:00

申込締切…開催日10日前の23:59まで
写真データ提出締切…開催日7日前の23:59まで
料金8,800円(税込)
会員は工房利用チケットからもお支払いが可能です
会場〒130-0005
東京都墨田区東駒形1-18-9 東駒形の銅版画工房 Gokko
アクセス
定員各回6名
※先着順
担当倉田義也(Gokkoスタッフ)
版サイズ89×127mm(L判)
備考・中学生以上対象
・汚れてもいい格好でお越しください
・同伴者及び見学者も参加人数に含みます(特別な事情のある方はご相談ください)
・刷ったものと版はお持ち帰りできます
・印刷物・フィルムの持ち込み及び送付は受け付けておりません。
※ご予約後、info@gokko.jpもしくは公式LINEまで画像データをお送りいただく必要がございます。詳しくはご予約後にお送りするメールをご覧ください。

概要

お手持ちの画像データから作られた版で刷り体験ができるワークショップです。
DTP Photopolymer gravure方式を採用。
銅版画と同じ設備・インクを用いて、全く同じやり方で刷りを行うので、銅版画工房における初めての版画体験としてもおすすめです。初めての方でも楽しんで取り組めるよう丁寧にサポートします。
刷り上げた成果物と版は当日お持ち帰りいただけます。

画像データの入稿について

推奨する条件

版サイズ(89×127mm)と同じ比率
360dpi以上を推奨
・グレースケール
or モノクロ2階調

対応する拡張子

jpg/png/ai/psd/pdf/tiff/heicなど

DTP Photopolymer gravureとは

Photogravure
凹版として刷ることのできる形で写真製版する技法と、その技法によって刷られたものを指す言葉で、版の材質は銅・樹脂を問いません。古典技法としてのPhtogravureは銅板が用いられています。

Photopolymergravure
紫外線で硬化する性質を持った樹脂板で写真製版する技法と、その技法によって刷られたものを指すこともある言葉です。一般的にはアクアチントスクリーンという、トーンのようなフィルムで擬似的なアクアチントがかけられた後にイメージが印刷されたフィルムを密着させ、紫外線露光させることで凹版として製版されます。

DTP Photopolymergravure
DTP(Direct To Plate)方式のPhotopolymergravure。フォトポリマーグラビュールの製版工程においてフィルムを用いずに、プリンターから直接(Direct)、樹脂板に(To Plate)イメージを印刷し、マスキングをかける技法です。フィルムの印刷と露光時の密着のプロセスが省略されるメリットがあり、安定して高精細な製版を行うことが可能です。Gokkoで見学する製版方式はこちらです。

このワークショップに参加するとできること

『刷り続ける』への参加

毎月、制作を継続するための場を設けています。
製版依頼いただいた版(2Lまで)を持ち込むことが可能です。
『写真を刷る』で用いた紙・インクはもちろん、色インクも料金内で利用可。

製版依頼

フォトポリマーグラビュールの製版をご依頼いただけます。
2L(127×178mm)判までのサイズを1枚から気軽に依頼できる乗り合い製版と、大きな版を丸ごとご購入いただいて有効印刷範囲の中でお好きに画像データを割り当てることのできるおひとり製版、2種類の依頼方法があります。


『写真を刷る』の個別開催

ワークショップの開催日以外でも、 『写真を刷る』の個別開催をご依頼いただくことができます。
以下は内容と料金の目安になります。詳しくはお見積りいたしますので、お問い合わせよりご連絡ください。

内容と料金の目安

L判サイズの版で刷り体験ができる従来の「写真を刷る」と同様の形での個別開催
13,200円(税込)/2時間/1名(複数名での参加をご希望の場合はご相談ください)

A3程度の版を用いて、ご要望に応じて内容を調整可能な個別ワークショップ
42,000円(税込)/3時間/4名まで同一料金

担当者紹介

倉田義也
KURATA Yoshinari

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東駒形の銅版画工房 Gokkoスタッフ